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Nineteen Eighty-Four by George Orwell [英語-本/映画/DVDレビュー]

Nineteen Eighty-four (Penguin Modern Classics)

Nineteen Eighty-four (Penguin Modern Classics)

  • 作者: George Orwell
  • 出版社/メーカー: Penguin Classics
  • 発売日: 2004/01/29
  • メディア: ペーパーバック

読みやすさ         ☆☆
熱中度            ☆☆☆☆
語彙(☆が多い程多い)   ☆☆☆☆     
達成感            ☆☆☆☆☆
(5点満点)

西洋人ならばほとんどの人が知っているほど有名な作品&著者。
モダンクラシックの大家です。
その中でも1984は社会現象を巻き起こしたTVシリーズBig Brotherのネーミングの元となったりして
Animal Farm と並んで特に有名な作品です。

ここは英語学習のブログなのでストーリーや内容自体についての講評はメインにしません。
そのかわり、日本人がペーパーバックを読む際に役に立つこと、難しいことなどに
焦点を当ててレビューしてみたいと思います。

指標はちょっといい加減ですが、レビューの数が増えて来たら追々調整したいと思います。☆はたくさんの日本人が読んだことがあるであろうハリーポッターシリーズの原書を基準とします。

(やさしめの本と比べると)この本は文法的にかなり難しいです。日本人には理解しにくい構文が多用されているので、わたしも2、3度センテンスを読み返すまで 意味がとりにくいことがよくありました。ジョージ・オーウェルはもともと新聞記者なので語彙に敏感で使われている単語数も、やさしいペーパーバックに比べ るとかなり多いです。特に形容詞が大量に出てきます。その形容詞のおかげで、この作品全体を覆っている陰鬱な空気と異常さがより鮮明に浮き彫りにされて、 読んでいて楽しくもありますが。内容そのものは私が近年読んだ本の中でも1、2を争う程すばらしく、個性的で、深く考えさせられ、またその内容に反発させ られつつも納得しない訳には行かない状態に持って行かれ、単純に小説としてストーリーそのものが非常に優れています。特に後半に出てくる作中「本」ですが、まさにグウの音も出ない完璧な理論です。理論的な話が得意な英語の特徴が鮮明に出ている部分なので、ぜひ原文で読んでいただきたいですね。

気 晴らしに読むような小説と比べるとかなり歯ごたえがある本なので、数ページ読むと疲れてしまうのが難点ですが、わたしは寝る前にちょこちょこと少しずつ読 み進めました。最初から最後までずっと陰鬱で、ラストがどうなるかは全く想像がつかないストーリーですが、読み終えたときの達成感は一応あると思います。 私はハリウッドの映画があまり好きではないので、そういう意味でまあ納得のいく最後でした。

この作品は本当に深く西洋社会(特にイギリ ス)に根付いていて、日常的に引用されたりするので、英語を学習しようと思う気概のある方はぜひとも一度読んでおいた方がいいと思います。(わたしもイギリスに行って語学学校で教材としてこの本を使ったのが最初の出会いでした)まさに、適応のための必須の書というかんじですね。ちょっと難易度が高いので、 挫折しそうな方は先に映画や日本語版をみて/読んで、ストーリーを追っておくと随分楽なのではないかと思います。同じ作者のAnimal Farmは未読ですが、いつか読んでみたいとおもっています。


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